IE9ピン留め

そういう運命

デートに15分も遅れてきたその人の第一印象は、「イギリスののび太君」。ちょっとオタクな感じで、全く自分の好みとは違う。でも、ランチで話が弾んで、なんとなく居心地が良くて、コーヒーでも飲みながら川辺を散歩することになった。ランチをおごってくれたから、「コーヒーくらいは私が…。」と言ったら、「僕はコーヒーは飲まない。ホットミルクにバニラシロップを入れたの頼んでくれる?」と言った。なんか、子供みたい…・

それから、数回重ねたデートもいよいよ山場だとおめかしして、黒いドレスとハイヒールを履いて街中で待ち合わせた夕方。手を引いて連れて行かれたのはスーパマーケットのテスコ。買い物かごを下げて、「さあ、今から何でも食べたいものを買おう。ワインとチーズは欠かせないね。」と、散々いろいろな食べ物を買って、近くの公園へ。暮れかけた空を見ながら公園でバゲットにハムやチーズを挟んで食べる。場違いな格好でピクニック。でも、誰がどう言おうとどうでもいい。楽しいんだから。

デートで映画を見に行ったとき、スッと私の手をとって握ったその手が、ピタッとなじんで、ああそうか、これでいいんだと安心した感覚。3年も前の話だけど、あの時「この人と結婚するんだろうなあ。」と妙に納得した気持は本当に本当のことになった。

# by ldnshigoto | 2011-12-05 02:12 | イギリスの私 | Comments(6)

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