ほとんど毎日家から歩いて職場に通っていて、途中結構たくさんのランナーを見かける。ジョギングというのは一人でしている人が多いから、この前朝7時過ぎにグリーンパークを横切る途中、猛烈なスピードでダッシュしてる5~6人の集団ははかなり目立っていた。「何であんなにまとまって走っているんだろう」と思いながら見ていると、100メートル程走ったところで全員がストップし、その中の一人の男がどさっと木の根元に腰を下ろた。男が座った場所はちょうど私が向かっている方角で、まん前を通り過ぎると「ひょーえー。きつい…。」と言いながら荒い呼吸を整えようとしているところだった。「スポーツする時、男って大げさにうるさいんだよね…。」と考えながら、よく見るとそれはおなじみのつるんとした卵のような顔の人。あの背広に青いネクタイのパリッとした恰好からは程遠い黒いナイキのトレーニングウェアを着たデビット・キャメロン首相ではないか。その横で、トレーナーと思われるにいちゃんがが「まだまだ、もういっちょ!」みたいなことを言っている。
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「キャメロンここで走ってるの久しぶりだね」と思いながら、前を通り過ぎて2分ほど歩き続けると、後ろからすたすた駆け足の音が聞こえる。振り向くとトランシーバーを持った黒人のお姉さんが集団を先導している。先頭から遅れること30秒程、トレーナーとボディーガードに囲まれた首相がもっさりもっさり走りながらグリーンパークを出てピカデリー方面に向かっていった。首相のトレーニングウェアのお尻の部分には先程地面に座った時の土埃がついていて、後頭部の髪には白いものが目立っていた。「一国の首相も、やっぱり普通のおじさんなんだな」と思いながら、「へい、デイビッド、がんばれ!」と、お尻についたほこりをパンパンと払ってあげたくなった。
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# by Ldnshigoto | 2012-04-06 04:43 | 生活と習慣